ヲタク人生は素晴らしい

好きな人たちをダイマするだけ。無くなれマナー違反。

WESTと一緒に「寒さを乗り越えたいねん〜」

ネタがないから妄想します。

どうでもいいけど某番組のリニューアル前のわちゃわちゃが恋しいです。

最近毎日寒いですよね。こんな日は誰かに温めてもらいたいなあ、なんて呟いてチラチラと横を見てみてもそこには誰もいなくって。
いないなら作ってしまえホトトギス





エントリーNo.1中間淳太
残業が終わって午後8時。お腹すいたな〜なんて考えながら寒空の中マフラーに顔を埋めて家まで歩く。途中、隣に車が止まって短くクラクションを鳴らされる。反射的にそちらを向くと「乗れ乗れ」と手招きする淳太くん。
「もう飯食った?」「残業だったからまだ」「よかった。ちょっと付き合って。イタリアンでええ?」
私がシートベルトを締めたのを確認すると、ゆっくりと車が動き出す。淳太くんがふっと鼻で小さく笑ったので、どうしたの?と聞くと、
「や、お前が車乗ったら車ん中急に寒なったなって思って。ちょっと手ぇ貸してみ」
あったかい飲み物でもくれるのかと思って手を差し出すと、そっと握られる。
「ははっ、ほんまにつめた!」
私の手の冷たさを拭うように暖かい淳太くんの手ににぎにぎと繰り返し握られる。
「毎日寒い中頑張ってるお前に淳太くんの熱をプレゼント〜」
自分で言ったことにウケてる淳太くんに指を絡められ、冷えきっていた手に彼の手の温もりが移ってくる。
「てかお前手袋は?去年のクリスマスにあげたやん」「あんな高いの通勤でなんて使えないよ」「使うためにあげてるやん!」「淳太と会う日とかに使うの!」

「アホお前!俺が手ぇ握ってあっためられんときのために手袋買うたんに」

突然のメルヘンおじさん登場に二人して赤面。淳太くんはハンドルにもたれて腕で顔を隠してる。
「……さて、着いたし飯食いに行くか」「お兄さん、私手袋忘れちゃったんですよね〜」「ふーん」「誰かお店まで暖めてくれないかな〜」「ほんま鬱陶しいわお前」
雑に手を取られて、美味しいパスタの元へ。



エントリーNo.2濵田崇裕
「あれ、こんな時間にお買い物ですか〜?」
次の日お休みなので家から出なくていいようにお菓子やら飲み物やらカップ麺やらをコンビニで調達してると、背後から濵ちゃん。私の買い物カゴの中を見て、干物感でてるな〜なんて笑う。
濵ちゃんのカゴを見ると私と大差なくて。
「濵田さんもなかなかですね〜」「あっ、バレてもうた」「明日はお休み?」「お前もやろ?」
へへへへ〜なんてお互いに笑い合う。私が商品を取ると同じものを自分もカゴに入れるので、私も濵ちゃんが取った商品を続いてカゴに入れる。
「タクシー?」「歩きだよ」「なんでマフラーしてへんねん」「忘れてきちゃった」「アホやな〜もう〜」
えへへ〜なんてお互い笑いながら買い物を続ける。どっちにしようかな〜なんてカップ麺を選んでいる濵ちゃんを置いて、一足先にレジへ。袋菓子でかさ増しされた爆買い買い物カゴを店員さんに預けて、お財布をカバンから取り出してると
「あっこれもお会計一緒で〜カードでお願いします〜あと肉まん一つ〜」
自分の買い物カゴ(中身がほぼ私と一緒)を出して、サッとカード払い済ましちゃう濵ちゃん。
「お金払うよ!」「もうカードで払ってもうたから」「でも……」

「じゃああれは宿代ってことでお前ん家泊めて!」

はい契約成立〜、と無理やり私の手を取って成立の握手。
そのまま握った手を離さずに、半分頬張った肉まんを私に差し出す濵ちゃんと帰る冬の道。



エントリーNo.3 桐山照史
「ん〜〜〜!きれいにできない〜〜〜!」「ほんま不器用さんやねぇ」
クリスマスにお互い休みをいただけたから午後からゆったりケーキ作り。二人で夕食やケーキの材料をああでもないこうでもないとたまに小さな言い合いなんてしながら選んで、買いすぎちゃったね、袋多すぎて全部持ってあげられへんわごめん、なんて笑い合いながら車でお家へ帰宅。小瀧くんから付き合い始めた記念日に(なんで知ってるのかな)貰った色違いのエプロンを締めて、調理開始。
「普通の料理は人並みに出来るのになぁ」「センスないんちゃん?」「オイ」「あ、ほら余所見するとまた失敗すんで」「横からちゃちゃ入れるから!」「ハイハイ、じゃああっくんはあっちでテレビ見てますよ〜」
呆れたように笑ってリビングに戻っていく照史くん。オープンキッチンだからテレビ見ながら笑ってる照史くんも、ちらちらこちらの様子を気にしてくれる照史くんもしっかり見える。心配しすぎたよ〜と思いながら手元に集中する。
「おっええやんええやん〜!綺麗やん〜!」
いつの間にか背後にいた照史くんは料理台に手を付いて、私の頭をポンポンと撫でた。
「あとは盛りつけだけ?」「周りのクリームは綺麗に塗ったからね」「ほんならさ…」

「一旦休憩してあっちでちょっとイチャイチャしよ?」

後ろから抱きしめられ、すぐ真横に見える照史くんの顔。何年付き合ってたってこの距離は恥ずかしい。自分でも耳や頬が熱くなるのがわかる。
「ふは、顔真っ赤」「うるさい」「美味しそうな色しちゃって〜」「うるさいおデブ」「コラ」「どいて恥ずかしいから」「一緒にリビング行く?」「盛りつけする」「じゃあどかない」「……もう!わかったから!行くから!」「はははっ、勝った勝った〜!」
ほらおいで、と手を引かれリビングで後ろから抱きすくめられながらお笑い番組を見る甘い夕方。



エントリーNo.4 重岡大毅
よっしゃー!今日は定時で終わったー!自分の仕事だけじゃなくアホな先輩から振られた仕事も終わらせた!自分へのご褒美にビールだー!高いビールを買って帰ろー!そうワクワクしながら帰り支度を始めると。
「おっ奇遇やな〜!俺も今から帰んねん!」「そうなの。お疲れ。じゃ」「予定ある?ないやろ?ないやんなどうせ!俺付き合ったるわ!何食う?」
ガッチリと腕を組まれ、ズルズル引きずられるように退社。同期の重岡くんはなにかと私の計画を崩してくる。完全オフのプライベートでさえたまたま偶然出くわしてしまってそこから夜まで一日中付き合わされるレベルだ。
「も〜私だって予定あるから〜!」「いやないやろ。彼氏もおらん家族もおらん友達も俺しかおらん。そんなお前を気遣って遊んでやってるねんで俺?」「なんでそんな上から目線なの?」「じゃあ帰るん?俺完っ全に焼肉の口やのに?俺置いて帰るん?なあ?なあ?」
私の腕を両手で握って、その仕草は女の子が男にやるやつだよ。結局ギャーギャー喚く重岡くんと焼肉食べ放題へ。そしてちゃっかり楽しんじゃってる私もいる。そりゃあ最初は渋るけどなんだかんだついて行っちゃうのは重岡くんといるのが楽しいからなんてね!お酒も回ってハイな私たち。お店を出ると冷たい冬の夜風が頬を掠める。
「やっぱ寒いな〜!今何時や!」「あんたがなかなか腰を持ち上げないからもう二時すぎたよ!」「ギャハハハ!もう一軒行くか!」「誰が行くかばーか!」「アッツー!暑ない!?冬やのに汗出てきたわ!」「そりゃそんなマフラーグルグル巻にしてたら暑くもなるよ」「あれ?そういやお前マフラーは?」「今日に限って忘れたよねー!」

「ほらこれ巻いときー!俺の匂い付きマフラー!」

グルグルと雑に巻かれたマフラーは確かに重岡くんの匂いがして。その香りと笑顔に不意に胸の甘いたかなりを感じちゃったりなんかして。
「キモー!」「貸してやってんのに!あ!ゲーセン行こ!ゲーセン!俺久々に格闘ゲームしたい!行くで!」「よっしゃあ!私の酔拳見せてやるー!」「ギャハハハ!アチョー!」
仕事の疲れなんてすっかり忘れて眠る街をバックにアホなことしてバカ笑いする午前2時。










私の熱量すごすぎて四人で燃え尽きた。
書きたくなったら残りのメンバーも書く。。。